9月30日より秋期臨時国会が始まりました。
前回の国会で廃案になった派遣法改正案ですが、
9月29日午前に、政府は労働者派遣法改正案を閣議決定し、臨時国会に提出しています。
また労働契約法の特例措置は、特例ではなく今後一般化される懸念があります。
しかし労働関連法案「改正」(多くの労働者としては改悪)のながれは、私たちの生活に関わるものです!
働く女性の全国センターでは、厚生労働大臣および厚生労働委員会に
抗議の声をどしどしファックスするというキャンペーンを実施することにいたしました。
下記抗議文に、ぜひ皆様の一言をお書き添えの上 厚生労働大臣および厚生労働委員宛にファックスを送信いただきますよう お願いします。
抗議文は、右からダウンロードできます。 抗議文 20141006最終版
送付先FAX番号は右からダウンロードできます。 2014年臨時国会厚生労働委員会
同じ内容を ACW2 FAX 03-6803-0726にも送っていただければ嬉しいです。
そして今後のACW2の活動に反映させていきたいと思っておりますので、
出来ましたら、「一言」の部分をメール等でACW2にお伝えいただけたら幸いです。
また、ファックスをお持ちでない方は、ACW2にこの抗議文に一言書き添え、メールをお送りいただければ、 ファックスで送信いたします。
何卒皆様、よろしくお願い申し上げます!!
働く女性の全国センター メールアドレス
office@acw2.org
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衆議院・参議院 厚生労働委員会 議員各位
厚生労働大臣 塩崎 恭久 殿
女性の活躍推進には、派遣や有期契約労働者も入ってますか?
派遣・有期で働く女性の声抜きで法律を決めないでください。
私の一言を聴いてください。
私たち「働く女性の全国センター」は、派遣労働者の雇用の不安定化を進める「派遣法改正案」と、労働契約法の例外を認める「専門的知識等を有する有期労働契約等の特別措置法」の新設について、廃案を求めます。
いま開かれている秋期臨時国会の、重要課題のひとつは「職業生活における女性の活躍推進法」と言われています。女性の活躍推進と言う時に派遣や有期契約で働く女性労働者を例外にしないでください。
派遣法の改正案は「3年で人か事業所を変えれば永続的に派遣雇用を続けることを可能にする」という内容です。つまり事実上企業にとっては派遣で雇う期間制限の廃止で合法的に使いやすく派遣労働者を増やすことが可能になり正社員を減らすことができます。逆に働く人にとっては3年で入れ替えさせられ不安定な短期雇用を繰り返すことになります。
9月30日の民主党の代表質問において「女性の非正規率を押し進める派遣法改正案が提出されているのはどういうことか?」という質問に対して、安倍首相は「労働者派遣法はスキルの教育を派遣会社に義務づけ、派遣で一生働き続けることになるという指摘はあたらない」と語っています。しかし、派遣法の改正案は、実際には、一生派遣で働き続ける人を増やし固定化するだけです。
さらに、「専門的知識等を有する有期労働契約等の特別措置法」では、有期雇用から無期雇用に転換することのできる「無期転換権」の年数を5年から10年に延長し例外の拡大につながる危険な法案です。この法案も「女性」という言葉は一字も出ていませんが、女性の多くは有期雇用であり、活躍すべき女性たちは「いつまでも有期雇用のまま」ということになります。
これらの法案に対して、改めて私たちは抗議し廃案を求めます。
<シングルマザーで同じ派遣先に14年の宇山洋美の川柳から>
●「3ヶ月」毎に「辞めろ」の恐怖あり●交通費なくても出勤派遣社員 瞬間移動ができるのか ● 正社員 ミスを派遣に押し付けて●派遣には親兄弟(姉妹)はいないだろう だからやらない忌引きなど ●教えない ほめない させない ねぎらわない それで働け正規より
**********************私のひとこと **********************************************
連絡先 団体:働く女性の全国センター 110-0015東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル3F
電話番号03-6803-0796 FAX03-6803-0726 Eメール office@acw2.org
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