♡「レッドマリア」をみた人たちの声
2014年8月30日に埼玉のNWEC(国立女性教育会館)「男女共同参画フォーラム」で行った上映会アンケートより。
○内容、テーマ、多岐にわたり、この映画を視て、Share会などをぜひしたいと思った。さまざまな考え方をコンフリクト(葛藤)するのにいいきっかけとなるだろう。皆さんとの対話の時間はなくても、自分自身との対話を持つことになります。これを視る機会に感謝します。1回では不足。また、じっくりと視たい。何度も視ることにより、考えや意見は深まり、新しい未来へ、に必要なものが生まれるでしょう。
○とても衝撃的な映画でした。私は自己実現できる職場に恵まれていたなあと、しみじみ感じました。
●個人の生き方を通して、家族のあり方などなど、とても重い意味を持つ課題を与えられたような気がします。 この映画の存在を仲間に伝えていきたいと思います。
○レッドマリア、赤い家だった。日本軍が連れていってレイプした家。
○賃労働だけではない「労働」というものを多方面から考えることができた。改めて自分のこれからの「労働」を見つめ直した(最近自分が失業した事もあり、なおさら・・・)
○働く=男女とも生きるため=食べるため=基本だが、そこに、お金をたくさん集めることのできた人が、自分は頭が良い、偉いと錯覚し、同種の人間をも支配できるものと圧力的な行動に走っているのが、現在の地球上で起きている色々な差別問題へと発展している。人間は本来、この世に生を受け、去るまで、自分に必要な分だけの食糧を手にするだけで充分だ。
●栗田さんの前ふりMCで分かりやすくなった。♪奪い合うゲームではなくて♪が、ほんとにそうだよなぁ…。この状況をいったいどこから、どうやって、どうすれば、変られるんだろう~~と暗く絶望的になりましたが、映画の最後で、その後がチラホラ映り、パナソニック裁判勝利とか、どっこい生きている女たちが次々と映り、元気もらえました。働く女性は美しい♥
○上映の前にちょっとした観方を話してもらったのは、良かったです。(国会議員も観た方がいいよね――。レッドハウスでの出来事…etc)働くこと、セックスワーカーの是非etc。
●いろいろ意見もちがうし、対立することも多くあるこの世の中で、皆が目ざしていることは、自分の存在が認められ、活かされて生きていけること。意見がちがっても認め合えれば(かなりむずかしいが)居心地よく(人によって居心地のよさはこれまたさまざま)すごしていきたい。今の自分が足をふまれていても、将来同じような目にあう人がいない社会をつくるために闘うことにすごく意義を感じ、共感した。
戦争をしない、できない国であり続けたい。今の日本の方向性にNOを言い続けたい!
○いちむらさんは、ホームレスの人たちのため、悩み多き女性たちのために“しっかり働いていたじゃん”と言いたいです!(注:働いていない、という声にたいして)
○女性たち、子どもたちの腹の見せ合いに、深い感動を覚えました。
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