第2回研究会/2020年12月19日(土)午後2時~4時<オンライン開催>
◇エッセンシャルワーカーのあり方―法的視点をふまえて
◇講師:伊藤みどり ホームヘルパー国賠請求訴訟原告団https://helper-saiban.net/参加費/無料
主催/社会へ届ける女性の活動研究会申込・問合せ先/sankaku@comet.ocn.ne.jp 社会へ届ける女性の活動研究会 事務局
**********本件は、介護労働者であるホームヘルパー3人が、国を相手取って、訪問介護の現場では長年にわたり、労働基準法が守られていないこと、そのため、訪問介護労働者が、正当な賃金を受けられずに不利益を被っているという実態を明らかにし、労働に見合った対価の補償等を求める事案です。原告らは、介護の現場で労働基準法が遵守されないのは、事業所に責任があるのではなく、給付金・直接契約方式をとる現行の介護保険制度のもとでは、労働基準法による介護労働者の保護は不可能であり、これは介護保険制度自体に内包する問題であると考え、今回、国を相手に国家賠償訴訟を提起します。本裁判では、訪問介護の現場で働く労働者の労働環境を守り、介護労働者の尊厳を守るための裁判です。
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