パートタイム労働研究会で、労使のヒアリングがおこなわれました。
労働側のヒアリングで残念だったのは、組織労働者のアンケート結果だった
からです。パートタイムの労働組合組織率は、5%くらいです。
厚生労働省でさえ、前回の改正パート労働法で、実際に均等・均衡処遇された
パート労働者の割合は、わずか0.1%しかないのに、そこに組織労働組合が
焦点を当てていなかったことです。全パート労働者の代表であるという自覚を
もって、ヒアリングを受けて欲しかったです。是非、ACW2にヒアリングに来て欲しいです。
パートの相談が、一番多い現実を知って欲しいです。
また、経団連の方は、使用者の代表という立場なのに、資料もしておらず、法改正の
必要性はないということを、抽象的な理由を述べるのみでまったく、真摯な対応では
ありませんでした。唯一資料を出してきてのは、中小企業団体でした。
中小企業団体でさえ、まじめに対応しているのに、もう少し大企業を束ねている使用者団体には
現実を見つめる目を養って欲しいと思いました。
第3回今後のパートタイム労働対策に関する研究会 配付資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=162445