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5/13@静岡 (財)浜松まちづくり公社雇止め(解雇)事件・裁判傍聴のお願い

  私は、昨年の2012年3月31日に、13年6ヶ月勤めた浜松市の外
 郭団体『(財)浜松まちづくり公社(現・一般財団法人浜松まちづくり公
 社)』を雇止めされ、この1年間、仮処分を経て訴訟を提起し闘っている
 有期雇用の職員(契約職員)です。
  雇止め(解雇)は、“公益法人制度改革による一般財団法人移行に伴う
 整理解雇”です。私外5人の契約職員が同時に雇止めされました。
  2010年度(平成22年度)が赤字であり、2011年度(平成23
 年度)も赤字が見込まれるとこと、2012年度(平成24年度)から2
 016年度(平成28年度)まで、赤字が継続して発生する予測なので、
 一般財団法人への移行認可を得るためには、この赤字体質を早急に改善し
 なければいけないからというのが、公社の解雇理由(2012.1.27
 付け)でした。
  2010年度の赤字は経営難の他の浜松市外郭団体を吸収合併したこと
 によるものでしたし、2011年度の経常利益は結果的に黒字となりまし
 た。また、1962年組織設立以来、公社は債務超過などの危機的状況に
 あったことは一度もありません。
  また、公社は、私外5人の契約職員に対し2011年12月27日に雇
 止め予告通告をするまでに、正規職員の希望退職募集などの経費削減策を
 講じ、結果、十分な削減成果を得ており、私外5人の契約職員を雇止めす
 る財政的必要はありませんでした。
  私は遠州労働者連帯ユニオンという地域合同労組に加入しています。
  2006年(平成18年)1月の団体交渉の際、当時の公社理事長は契
 約職員に対し定年年令までの雇用を約束しました。
  しかし、今回、この約束は黙殺され、雇止め(解雇)となることに関し、
 公社からは何の説明・協議も行なわれませんでした。

  裁判では、雇止め(解雇)を撤回して職場に戻すよう訴えています。   
  市・外郭団体の非正規職員の雇止め(解雇)というよくあるケースでは
 ありますが、こうした解雇がどのようなものであったのか、ひとうひとつ
 検証することをしなければ、声を上げていかなければ、非正規労働者に対
 する理不尽ななされようは改まることがないとの思いでの訴訟提起です。
  また、私個人にとっては、13年半の勤務で5回目となる雇止めです。
 公社には、雇止め等、労働条件の変更等があるときには、協議説明をする
 など誠実に対処してと再三訴えて来ました。それにもかかわらず、このよ
 うな雇止めをしたことに非常な憤りを覚えています。

  来月の5月13日(月)、下記のとおり第6回口頭弁論が行なわれます。
 ぜひ傍聴のご支援をお願いいたします。
  
                記

   日時  2013年5月13日(月)午前10時30分から
   場所  静岡地方裁判所浜松支部2F
       浜松市中区中央一丁目12番5号 
       TEL(053)453-7155
   ※JR浜松駅北口 広小路地下道出口C番から北へ徒歩10分
   ※遠州鉄道「遠州病院前」駅下車、東へ徒歩5分

   ◇口頭弁論終了後、1時間程度の報告会をおこないます。こちらにも
    ぜひご参加ください。報告会場所については、当日、弁論終了後に
    ご案内いたします。
   ◇裁判所専用の駐車場は、止められる台数が非常に少ないです。ご来
    所には公共交通機関のご利用が便利かと思います。
     
連絡先 遠州労働者連帯ユニオン
http://www16.ocn.ne.jp/~pacohama/jinnken/gaikokujinn.html

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